「コツコツ」が才能を磨き、「コツコツ」が達成をもたらす。

2017/10/31

カメ 5185

ほとんどの人は努力を続けられへん。(本田圭佑)

 

サッカー日本代表の本田圭佑選手。ぶっきらぼうな印象のその奥に、しっかりとした軸を持っている人。サッカー選手としてはもちろん、「努力を積み重ねている人」として、とても惹かれます。

 

 

 

サッカー選手として、人並み以上の才能があることは疑いがありません。それは、日本代表として、またヨーロッパの名門チームでの実績が物語っています。

 

 

 

夢を実現させた男

 

本田選手は足が速くない。スピードで相手を置き去りにするタイプではありません。強いフィジカルを活かして相手を背負いながら、それでも巧みにボールをキープし、起点になり、キラーパスを出せる。そして強烈なシュートを相手ゴールに突き刺す。そんな選手です。

 

 

 

ガンバ大阪のジュニアユース時代にはスタミナもなく、ユースチームへの昇格は見送られたそうです。かつてはスピードもスタミナも無い選手と見なされ、ステップアップの道を閉ざされたのです。

 

 

 

小学生の卒業文集では「セリエAに入団し10番で活躍する」と書いた本田少年は、その後成長し、セリエAの名門チーム、ACミランに入団し10番をつけたことで夢を実現しました。イチロー選手もそうですが、小さい頃から夢を明確に持ち、その実現に向けて突き進む姿勢は、スーパースターになる人の1つの特長なのかもしれません。

 

 

 

そして本田選手も、イチロー選手と同じように、努力を続けることの重要性を説いています。

 

 

 

 

「努力が人よりも続けられる人は必ず成功する。そして努力の方法が分かっている人は大きく成功できる。理由は簡単で、ほとんどの人が努力を続けられへんから。そして努力を続けられへんのは、目的がないか、目的を見失っているから」(twitterより)

 

 

 

恐らく本田選手は、スピードやスタミナに恵まれたライバルたちに勝つために、目的を明確にし、常に努力を続けてきた人なのだと思います。自身が経営する小学生向けサッカースクールでは、「才能とは生まれ持ったものではなく、環境によって磨き上げられるもの。大きな夢を持ち、物事がうまくいかなかった時にも心の折れない人材を育成し、才能を開花させるために必要な環境、機会を与える」というミッションを掲げています。ここにも、「才能ではなく努力と継続が重要だ」という本田選手の思いが表れています。

 

 

 

才能は、放っておくとそのまま日の目を見ない。努力を積み重ねることで才能は開花する。

 

 

 

一喜一憂してはいけない

 

 

 

また本田選手は、目的を持つことは重要だが、「自分を不必要に追い込むな」とも言っています。これは、若い世代の自殺者数に絡めて発言したものです。

 

 

 

 

成功かどうかは、自分の基準でいい。周りの基準に振り回されて、自分を追い込む必要なんてないんだよ、というメッセージ。

 

 

 

 

つまり、自分でOKだと言えるかどうかが大事。周りからの評価とか誰かとの比較ではなく、今、自分がすべきことを100%やればいいのだ、と。

 

 

 

 

だから、一喜一憂しない。うまくいったら喜ぶけど、喜び過ぎない。喜びすぎると、ダメだったときの落ち込み幅も大きくなります。この上下の振れが大きいと、継続するのが難しくなります。落ち込んでいる間はパフォーマンスも落ちます。それがさらなる精神的な落ち込みを招きます。

 

 

 

一喜一憂せずに、淡々とやるべきことを続ける。淡々とやれる人が一番強い。地味な毎日の積み重ねが、自分を目的地に連れてってくれる。それは自分がOKだと決めた地点でいい。

 

 

 

 

本田選手は「メンタルが強い」と評されますが、一喜一憂せず、ひたすら目的に向かって努力を積み重ねられる姿が、そう周りに言わせるのだと思います。

 

 

 

努力を積み重ねる

 

 

 

現在はメキシコのチームで活躍中の本田選手ですが、ビジネスマンとしての顔も持ち、今後の彼の活動にはとても興味が湧きます。

 

 

 

ビジネスの世界でも、本田選手の「目的に向かって努力を積み重ねる」スタイルは、大きな成果を生むに違いありません。

 

 

 

そのスタイルには、本当に惹かれます。

 

 

 

~コツコツ流のオキテ その十八~

努力を人よりも続けられる人は必ず成功する

 

 

 

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