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2017/06/14

カメ 509

【驚愕】40万枚のポスティング

 

経営コンサルティング業で起業した頃の話。

 

 

コネなし金なし実績なしの僕は、顧客を獲得するためにまずホームページ(HP)を自作し、マーケティングをネタにしたメールマガジン(メルマガ)を毎週発行し始めました。これで仕事が獲れるのか、まず実験してみようと思ったわけです。このメルマガは今でも続いていて、直近で通算630号を越えています。→メルマガの登録はこちらから

 

 

すると、半年くらいたったころ、県の外郭団体から執筆の依頼が来ました。僕が書いたメルマガを読んでくれた担当者様が、その団体のWEB機関誌にマーケティングについて書いて欲しいと連絡をくれたのです。A4に4枚くらい書いて、報酬は4万円。これがコンサルタントとしての初仕事でした。

 

 

「うわーすげー」って素直に喜びました。なんせ、それまで普通のサラリーマンだったわけですから。物を書いてお金がもらえるなんて、すごいすごい、と。

 

 

それからさらに3か月たったころ、今度は僕のHPを見た中堅企業から問い合わせがあり、経営改革についてプレゼンして欲しいという依頼がありました。これにも相当驚きました。「うそ、オレでいいの?」という感じです。

 

 

そんな内心は隠し、人生を賭けた渾身のプレゼンをしたところ、先方はすごく喜んでくれて、コンサルティングの契約を結んでくれました。この契約が金額的にも大きかったので、とりあえず僕は、食べていけるだけの体制を整えることができました。こうして僕の事業は、軌道に乗り始めたのです。長男を産んだばかりの妻も喜んでくれました。

 

 

ポスティングで営業活動

 

しかし軌道に乗り始めたものの、1社のお客様に売上の大部分を頼っているその状況は非常に危ないとも感じていました。そこで、顧客を増やすために、HPとメルマガ以外のプロモーション活動もしなくちゃ、ということで思いついたのがポスティングです。

 

 

 

A4の紙に中小企業の経営者が役立つような情報や事例を書き連ね、それを自宅周辺の会社や商店に配り始めたのです。数は200枚。全部配り切るのに2時間くらいかかります。これを毎月1回、6ケ月間続けました。

 

 

 

このポスティング活動から得た結果は、「友人の会社がコンサルタントを探している。また連絡します」という電話が1本と、「私もニューズレターを毎月発行しています。読んでください」という手紙が1通。これだけ。前者はその後連絡なし。後者は6ケ月くらい自店が発行するニューズレターを送ってきました。

 

 

 

やったことがある人なら分かると思いますが、2時間かけてポスティングするとクタクタになります。それに、よそ様の店や会社のポストにチラシをいれるという作業は、思いのほか他人の目が気になります。悪いことをしている訳ではないのに、なぜかコソコソしてしまう。それがストレスになります。外での作業なので、当然夏は暑いし冬は寒い。さらに「こんなことやって、無駄じゃないのか?」という疑問が常に頭の中をグルグル回ります。孤独感も半端ありません。

 

 

 

この半年にわたるポスティング実験での結論は、「コンサルティングの仕事をチラシのポスティングで獲るのは無理」ということ。今考えれば当たり前な気もしますが、その当時は分からなかった。これがいいんだと、ド真面目にやっていました。

 

 

 

こういう過去があるので、「ポスティングしています」という人には、応援したい気持ちが湧いてきます。あの、「孤独な闘い」のつらさが分かりますからね。

 

 

3年で40万枚のポスティング

 

ある日相談に来た経営者もポスティングをしていました。起業して始めた英会話スクールの生徒募集のためです。

 

 

3年前に会ったときは脱サラして起業したばかり。スクールの生徒が集まらなくて、困って相談に来たのです。その時は生徒募集のためのチラシづくりや、営業活動についていろいろと相談に乗りました。それから3年。

 

 

 

久しぶりに会ったその経営者の顔は輝いていました。あれから、3年間で40万枚の生徒募集チラシをポスティングしたそうです。それも全部自分ひとりの手で。

 

 

 

自分でポスティングすることのメリットは、必要なところに無駄なく配れることです。自分の英会話スクールのターゲットが住んでそうな家やマンションをある程度見極めながらポスティングできます。これをポスティング業者に委託すると、何も考えず見当違いな家に入れたり、時には1軒に2枚入れたり、最悪の場合、ポスティングせずに捨てられたりします。自分でやれば、精度を高めることができるようです。

 

 

何でもそうですが、どっぷり入り込んでやってみると、今まで見えなかったものが見えてくる。そこからコツを学んだり、チャンスを見つけたりできるのです。

 

 

 

一方、自分でポスティングすることのデメリットは、時間がかかる、疲れる、他の事ができなくなる、ということです。

 

 

 

しかしその経営者はデメリットを顧みず、コツコツとやり続けた。毎日毎日、ひたすら配り続けた。すると、チラシを見た人からポツポツと問い合わせが入るようになったそうです。

 

 

 

そして3年後、今では150人の生徒が通うスクールへと成長し、2店目の出店も果たしたそうです。驚きました。

 

 

1人で地道にコツコツと

 

コンサルティングの仕事をしていると、時々、「豊田さん、何か、WEBとかスマホとか使って、簡単にサクサク集客できちゃうプロモーション方法って無いんすかー」とか甘えたことを言って来られる人がいますが、そんなものはありません。知りません。ラクして儲けたいという人に、アドバイスをする気にはなれない。そういう人には、この経営者の軌跡を伝えたい。

 

 

 

40万枚、自分でポスティングするくらいの気構え。

 

 

 

そんな効率が悪いことやってられない、と思う人は多いでしょう。しかし結局、結果を出している人は、こういう地味な活動を人知れずコツコツとやっている事実を、僕たちは知らなければいけない。とても孤独で、苦しいけども、必ずどこかで誰かが見ていてくれる。そこに信用が生まれ、それが積み重なり、少しずつ認められるようになるのです。

 

 

 

1人で、地道に、コツコツと続けられる人は、いつか果実を得ます。

 

 

少なくとも、僕はそう信じている。

 

 

 

~コツコツ流のオキテ その十二~

続ければ、必ずだれかがどこかで見てくれている

 

 

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