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2017/08/31

カメ 571

【受験】成長曲線は遅れてやってくる

 

 

夏になると、高3のころの大学受験勉強を思い出します。勉強だけの夏休み。思い返せば、僕のコツコツ流は、この時に始まったような気がします。

 

高校時代

 

高校は一応、進学校と呼ばれる学校でしたが、3年生になるまで、勉強するのは定期試験の前くらいで、日常的に勉強する習慣はほとんどありませんでした。成績は「中の中」という感じだったと思います。

 

 

じゃあ勉強せずに何をしていたかというと、1年生の時はサッカー部。この部は、僕がいた当時はあまり強くなかったけれど、当時の監督が恐ろしく熱心な人で、後に全国大会に何度も出場する強豪校になります。僕は1年生の頃からレギュラーになり(割とうまかったんです)、試合にも出ていました。

 

 

しかし、サッカーは大好きだったけれど、その監督がスパルタで、僕とは全然合わず、1年生の終わりごろに辞めました。すごく高圧的な人で、何か問題があるとビンタされたり、スパイクを履いた足で蹴られたりしました。今振り返ると、僕は、力ずくでねじ伏せて従わせようとする人が生理的にダメなのだなあとつくづく思います。それは今も変わっていません。でもあの頃の学校教育や部活動において体罰は当たり前で、仕方のない状況だったことも理解しています。

 

 

さて、そんなこんなでサッカー部をやめ、自由になった僕は、ギターを習いに行ったり、バンドのまねごとをしてみたりしましたが、音楽的な才能はほとんどなく、深くのめり込むこともありませんでした。で、結局、何をするわけでもなく、ぼーっと過ごす毎日。(彼女もいないし)

 

受験に突入

 

3年になると、「いよいよ受験です」。担任の先生がニコニコしながら僕たちに言いました。先生は40過ぎた位の女性で、独身。明るくて、担当の日本史を教えることを愛していて、生徒にも人気の人でした。なぜ独身なのか、と思うくらい可愛い人でもありました。

 

 

3年のクラスにはその後僕の親友となる友達もいましたが、他は何となくつまらない感じでした。4月にそのクラスに振り分けられた時、いきなり「もう、クラスの人間関係とか他人の視線とかは一切無視して、ガリ勉になろう」という思いが、天から降ってきました(笑)。1年、2年は勉強しなかったけれど、3年は勉強しよう、となぜかコミットしたんです。

 

 

サッカーもバンドも勉強も中途半端。このままだと高校時代がすごく残念なもので終わってしまうという危機感が、無意識に、僕の中にあったのかもしれません。

 

 

先生は僕たちに「1学期は、学校が終わった後、家で4時間勉強しなさい」と言いました。なぜ4時間なのか、根拠までは言わなかったけれど、僕はこれを守ろうと思いました。そして、本当に1学期は毎日4時間勉強しました。ステージ1、クリア。

 

 

そして夏休み。先生は「夏休み中は1日8時間勉強しなさい」と言いました。「嘘だろ」と思いましたが、先生はマジです。次の瞬間「やる」とコミットしました。信頼している人の言葉というのは、スンナリ体に入ってきます。そして、本当に40日間、毎日8時間勉強しました。第2ステージ、クリア。成績も少しずつ上がってきます。この時点から、僕はコツコツ積み重ねていくことの魅力にとりつかれてしまったようです。

 

成長曲線を感じる

 

コツコツ勉強する習慣が完全に身についた僕は、2学期になると、学校での勉強が終わった後、家で7時間の勉強を自分に課しました。睡眠時間は5~6時間。通学時間も休み時間も、ずーっと勉強していました。休み時間には親友と問題の出し合いです。重箱の隅をつつくようなマニアックすぎる問題を出し、それに平然と答える自分たちを、いつも大笑いしたりして、楽しみながら勉強していました。もう完全に「ゾーン」に入っている状態です。勉強したくてたまらない。

 

 

2学期の終わりごろに受けた全国模試は、志望校の合格ラインに届いていませんでした。しかし、僕の中のイメージでは、1日1日、1時間ごとに学力が上がっている感じがあり、2月の試験本番にピークが来るような感覚がありました。模試の結果というのは、模試を受けた日から1か月後とかに発表されるので、いわば過去のものです。その結果がイマイチだったとしても、今の自分は1か月前より数段成長している実感があるので、全然気にならないのです。努力曲線よりも、成長曲線は遅れてきて、最後に爆発的に伸びるイメージがありました。この図のように↓。

 

 

冬休みも中も、クリスマスとか正月とか関係なく、ただひたすらルーティンを繰り返す毎日。僕のスタイルは、とにかく何度も何度も繰り返し、頭に徹底的に叩きこむやり方。1度で覚えられないものでも10回やれば覚えられるでしょ、という感じ。とにかく暗記する詰め込み型の勉強方法ですので、試験が終わったあとはすっかり忘れてしまいます。褒められたやり方ではありませんが、その時は、「この方法でやり切れば絶対にいける」と腹を決め、集中していました。

 

 

試験の直前期はもちろん、試験日の前日まで僕は今まで通りの勉強をやり続け、その間もおそらく自分の学力は上がり続けていたと思います。ステージ3、クリア。

 

 

そして、試験。

 

 

志望大学の3つの学部を受けました。

 

 

今でも忘れませんが、最終日の最後の科目の時、僕は試験中に眠ってしまうという信じられない体験をしました。おそらく1分くらい。疲れがピークに来ていたのだと思います。すぐに起きましたが、「試験中に寝るバカがいるか」と少し笑ってしまいました。気を取り直して、問題に向かい、無事すべてをやり終えました。

 

 

試験会場から外に出ると、一面に雪が積もっていました。それを見ながら、僕は「全て受かった」と確信しました。それくらい自信がありました。「やり切った感」を全身で感じ、とてもいい気分でした。そして、本当に全部合格していました。ミッション完了。コンプリート。

 

コツコツ流の重要性を体験した

 

僕が目指し、そして入学した大学は南山大学という私大です。中部地区では名を知られていますが、全国的にはほぼ無名の大学です(同窓の諸先輩方、後輩、関係者の皆様、すみません)。そんな大学に受かったからといってどうなんだ?という話なのですが、当時の僕からすれば、これは自分なりに本当に大きな目標だったし、絶対に成し遂げたい魅力的な目標でもありました。この大学に入れば、輝かしい未来と楽しい大学生活があるように思えたのです(現実はやや違いましたが)。

 

 

世間的に見れば小さなことです。大学も無名です。でも僕としては、この成功体験は後の自分を支える重要な根拠となりました。社会的な評価ではなく、自分が誇りと思える経験をしたという事実が大切な宝物になりました。

 

 

この僕の達成を支えたのは紛れもなくコツコツ流です。

 

 

自分が達成したい目標を明確にし、コミットし、あとはひたすらシンプルなことをコツコツと積み重ねる。

 

 

①達成したい目標、②コミット、③コツコツの積み重ね。この3つ。

 

 

このことの重要性を、僕は受験を通して学んだのだと思います。この学びは僕の財産となり、その後にチャレンジする資格試験や、起業してからの苦しい時期を乗り越えるための力となりました。

 

 

夏になると、勉強だけの、あの夏休みを思い出すのです。

 

 

~コツコツ流のオキテ その十五~

目標、コミット、積み重ね。

 

 

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